11月11日(火)に沖縄県卸商業団地協同組合会議室にて年末販売促進会議を開催致しました。
今回は全国60社から63名の方にご参加いただき、12月の販売計画や作柄状況、予約注文についてご報告しました。
市場代表挨拶及び年末情勢報告を7名の市場の方よりご報告いただきました。
誠にありがとうございました。
<作柄状況について>
本年度の台風接近数、6月~10月迄に10個が接近した。
うち、上陸数4個(7月:8号、8月:11号、10月:18号、19号)
台風8号による親株被害と作業の遅れが有ったが、生産者の努力とインドネシア「トランスプランツ」の苗供給により、生産計画通りに植え付けられた。
台風19号の被害により11月及び12月計画のキク類に、塩害による葉傷み・倒伏・根元曲がり、葉物類に葉スレによる葉傷み、葉焼けの被害が見られる。
しかしながら、2年前の台風被害とは違い、事前の台風対策や、塩害防止(カラ風が吹いている際のスプリンクラーによる散水)対策、加えて停電期間も短く2次被害も少なかった結果、記録的規模の台風であったにも関わらず、露地物の被害を最小限に抑えられた。
強風で発生した「曲がり」や「葉傷み」に対しても今後の品質管理に力を入れ、各地で行う定例会、または、巡回指導にて、選別を徹底し、「共選品出荷」に努めて参ります。また、台風通過後に病害虫が発生し始めており、同様に予防防除の徹底を呼びかけています。
平張り施設や強化型ハウスは、その下で栽培する花き類をしっかりと守り抜いています。
葉物類においては、10月、11月の出荷量は減になりますが、平張施設物でも外側が風害で葉が傷つけられているものの、施設中側の被害は若干少ない状況です。年末出荷には、昨年並みの出荷に戻ると思われます。
小ギクにおいては、好評であった「分枝・未分枝」をほぼ全品種に適応した出荷を行ないます。
今期の年末用の作型は気象条件に恵まれた年とは言えず、圃場作りや植え付け時において長雨や超大型台風の襲来等もあり、苦労しながらの作業でした。
台風襲来により、若干の減となりましたが、その後は、しっかり管理されております。
いずれにしても残り1ヶ月、油断せず品質保持に全力を尽くして参りますので、
「太陽の花」を引き続きご贔屓に賜りますよう心よりをお願い申し上げます。