組合員の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
心より新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は組合事業へのご理解とご協力を賜り心よりお礼申し上げます。
2022年の年明けも新型コロナウィルスがおさまらず、仕事の仕方や業務形態に大変なご苦労を掛けましたが、皆さんの多大なる協力を得ることができ、無事に新しい年を迎える事が出来ました。
9月末に沖縄県医療非常事態宣言が解除となり、全国旅行支援開始、沖縄の産業まつりや那覇マラソンなどの大型イベントが続々再開し、国内の経済活動も持ち直しに向かう一方、原油高騰により輸送コストの上昇や石油製品を原料とする生産資材の値上げや急激な円安による生活必需品の値上げ、海外情勢の変化など多数の変化がありました。
今年の花卉農協の年末生産状況は、台風などの影響もなく、良好な気象条件にて栽培されました。しかし、11月からの大雨、曇天、日照不足は栽培上苦慮しましたが、組合員の賢明な肥培管理の下、品質も回復し、予約注文品もすべて納める事ができました。
ご尽力いただきました組合員の皆様に衷心より敬意を表します。誠にありがとうございました。
また、今期より小菊の長さを従来の草丈より5cm短い、70cmにした新たな取り組みも、市場・加工業者からも評価を得る事ができました。
昨年の年末出荷状況は本数で前年対比91%、金額で前年対比99%となり、本数は減少しましたが、定期注文・物日注文単価アップに取り組んだ結果、金額は前年並みとなりました。
昨年も暗いニュースが多かった中、サッカーワールドカップの森保ジャパンの活躍に心躍らせ、強豪相手にも諦めない気持ちを学びました。
今年からの農林水産物条件不利性解消事業の継続も決まりましたが、恒久的な事業継続要請を沖縄県へ続けていきます。
今年も花の消費拡大に生産団体として、精力的に関わって行きますので、組合員・関係者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
2023年「うさぎ年」です。「うさぎ」には跳ねる特徴があるため、景気が上向きに跳ねる、回復すると言われており、商いにとっても縁起の良い年になると言われています。2023年が皆様にとりまして健やかで夢と希望に満ち溢れ、願いが叶えられます事を心より祈念申し上げ年頭のご挨拶といたします。
慶 祝 令和5年
沖縄県花卉園芸農業協同組合
代表理事組合長 前川 亮一