営農指導事業は、組合員の経営向上を図る農協事業の根幹です。
組合員と農協を結ぶ重要な事業であることを認識し、組合員と直に接触し生産計画から栽培技術、出荷規格基準の立案、経営改善等を指導するほか、生活面においても相談相手となり、年間スケジュールによる綿密な指導で、組合員の福利増進を図るため、一丸となって取り組んでいます。
年3回、組合員全員出席の下に生産計画、安定的な生産出荷の確立に向けて、前年度の生産出荷実績及び次年度への品目別生産出荷計画等を検討協議すると共に、取引市場関係者を招き、「太陽の花」出荷物に対する評価と国内の花き消費動向についての情報収集等を企画し、毎年、彼岸出荷の終わった4月頃。生産計画がまとまった6月頃、年末出荷直前の12月と年3回開催しております。
毎月1回市場出荷の情報及び生産資材情報にかかる各部署ごとの業務連絡、留意事項等の提供、組合員からの生産施設基盤整備の要望など、情報交換の場であると同時に組合員相互の親睦と生産性を高める意識啓発の場として、現在、29市町村に23支部の組織が活発に活動しています。
<支部>
栽培品目ごとに専門部会を設置し、営農指導員を中心として専門知識及び技術指導を行うことにより、資質の向上や作型の拡大を図っています。
<専門部会>
洋ラン部会
スプレーマム部会
葉物と熱帯花卉部会
大菊部会
青年部は、平成16年6月に部会を設立し、部会員71名で花卉経営及び栽培技術の習得・流通販売に関する勉強や先進地視察を開催し見聞を広めています。
営農指導員が、担当地区の生産者の圃場を巡回し、的確なアドバイスを行う指導を致します。
農家の労力・圃場条件・出荷時期などを検討して栽培品目の決定、種苗球根の斡旋など
生産農家と一緒になって、無理の無い生産計画の作成指導を行います。
先進地の視察研修を企画して、農家の知識の高揚と結束力を図ることを目的として
毎年1回、県内外の視察研修を実施しています。。
組合員の生産技術の向上と意気高揚を図るとともに、花きに対する一般県民の理解と花きの振興及び消費拡大を目的として開催される取組みも行っています。