沖縄県花卉園芸農業協同組合のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
当組合は、昭和51年11月に任意組合として産声をあげ、昭和56年9月に花の専門農協として県の認可を受けました。
現在、800名近くの組合員が花作りに励んでおり、30余年間、沖縄県の花き生産をリードして参りました。これも国、県、市町村機関、生産・輸送に携わっていただいている業者の方々、市場、仲卸、小売、消費者の皆様方に支えられてきたからこそでございます。この場を借りて御礼申し上げます。
私たちは、常に時代の変化に対応するチャレンジ精神を持って花業界を生き抜いてまいりました。
台風の多く襲来する沖縄県で花を安定生産するためには施設化と苗の安定供給が不可欠です。平成12年より防風防虫平張施設(ネットハウス)を本格的に導入し、現在も設置面積を増やしております。また、台風がこないインドネシアに子会社を設立し、キク苗を生産し、生産者へ供給する体制をとっております。
育種にも積極的に取り組んでおります。現在、栽培されているキクの品種の内、約60%がオリジナル品種であり、これからも消費者ニーズにあった品種の作出に力を入れていきます。主力の大ギク、小ギクに加えて新たな需要に対しオリジナルのスプレーマムを導入し生産を拡大しております。また、トロピカルで個性的な熱帯花卉や葉物を生産しておりますのでぜひ、使って楽しんでいただきたいと思います。
花は心を癒し、希望を与え、また、御魂を慰めるものであると考えます。皆様の生活の中に、また想いを届ける贈り物として、そして祖先の供養に私たちの作った花を手にとっていただければ幸いであります。
最後になりましたが、これからも沖縄県花卉園芸農業協同組合「太陽の花」のご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
沖縄県花卉園芸農業協同組合
代表理事組合長 前川 亮一